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実力に差がつく専門教育

卒業生からのメッセージ

36期生 増田 将大 東京藝大油絵科 現役合格

僕は、美デ科に入学したばかりの頃は特に目標もなく、授業でしか絵を描いていませんでした。二年になってからも自分の進路や将来についてもしっかり考えていなかったのです。
二年の冬に先輩に「芸大受けない?」と言われて、そこから漠然と大学行こうかな、と考え始めました。
目標ができ、周りを見渡し、それから上手な友達に負けないようにしようと、放課後や朝も描くようにしました。僕はあまり感覚が良い方ではなかったので、夏休みと入試直前は予備校にも行き、色々な絵を見ることをしました。
鍛えて下さった先生方や友達に感謝しています。


35期生 浅原 聡 東京藝大デザイン科 合格

とにかく絵を描く事が好きで、暇さえあればジャンルを問わず描きまくっていた幼少時代。ひたすらデザイナーになるんだ、とシャカリキになっていた頃が、今では懐かしく思うばかりです。
しかし、そんな頃があったからこそ常葉菊川の美術・デザイン科に入り、段階的教えを受けながらも着実に技術力を身に付け、東京芸大というデカイ目標を一つ達成する事が出来ました。
人はそれぞれ進む道は別々で、この先絶対行き詰ったり、苦難があると思いますが、嫌な事を後回しにせず、必死で喰らい付いて乗り切った者は並外れた力を手に入れる事ができるので、周りより一歩リードする為に頑張って下さい。
先生や先輩方の教えも含め、ここで培ったものは、これからの自分の大きな、大きな財産になったと思っています。


35期生 栗田 知佳 東京藝大油絵科 現役合格

私が美デ科に入ったばかりの頃は、ただ絵が好きなだけで、鉛筆の削り方も油絵の描き方も知らなかったし、大学に行く気もありませんでした。でも、ここで色々なことを学び、たくさんの人に出会ったことで、大学に行きたいと思うようになりました。
芸術を学ぶには大変お金がかかります。でも、絵を描きたい創りたいという気持ちはお金では買えない宝物。画家とか漫画家、デザイナーだとか・・・何か”なりたいもの”があるって、とても幸せなことだと思います。
私は大好きな絵をずーっと描き続けていたくてこの美デ科に入り、東京芸大に現役合格することができました。芸大はあくまで夢への通過点ですが、芸大生になったことで自信が湧いたし、一日一日が楽しくて、私は今とても幸せです。途中で何度も悩んだりスランプになったり、夢を見失いそうになったけれど、ここまで諦めずに自分を信じて突っ走って来て、本当に良かったと思っています。
みなさんも”なりたい自分”をめざして頑張って下さいね。


34期生 村松 由貴 東京藝大油絵科 合格

私は他大学に2年間通いながら自分の中であきらめきれなかった東京芸大を受験し、今年合格することができました。
昔から絵を描くことが好きで、もっと本格的に学びたいと思っていた私は美術・デザイン科に進みました。高校生のうちから基礎となるデッサンや自分がやりたかった油絵を積極的に学ぶことができる環境の中、私は3年間友達と刺激し合いながら過ごしました。
自分が励んで取り組んできたものは、ある日ふとしたときに必ず繋がってきます。そのとき疑問に思っていても、後々自分にとって支えになります。また一見美術と関係ないことに見えても、それが全く違う形で自分の作品に影響することもあります。
私は美術・デザイン科でやってきた基礎が、今作品を作る上で支えになっているので、あの3年間はとても大切な時間だったなと感じています。


13期生 美術・デザイン科卒業 金子 勝彦 職業/グラフィックデザイナー

とにかく小中学生の時から美術が大好きだった私は、迷わず菊川高校美術・デザイン科を志望しました。在学中は、今まで体験したことのない新しい科目(油絵・彫刻・日本画)などがあったり、またスケッチ旅行や校内にある常葉美術館の見学など、美術に関わる事柄がたくさんありました。授業の大半が好きな美術・デザインの授業でしたので、毎日が楽しかったです。また周りには同じ考え方(美術の好きな)を持つ友達ばかりでしたので良く気が合いましたし、自分に無い友達のセンスなどにも随分刺激されたりもしました。そして在学中からこの学校で学んだことを生かせるプロになろうと決意し、卒業後、デザインに関わるプロとして、現在もイキイキと仕事をしています。この学校で、美術の持つ可能性(人を感動させ、人の心を動かす力がある事など)を知ることができたり、イメージを「カタチ」や「色」で表現する面白さを学びました。私にとってこの美術・デザイン科は最高の高校生活でした。


12期生 大澤 裕之 職業/グラフィックデザイナー 写真/同梱

世界にはいろんなものがあり、いろんな人がいて、いろんな考えがあります。どうしてそういう考えになったのか…時に歴史や風土を調べることになるでしょう。さいわいインターネットがあるので調べることは簡単にできますね。しかし本当に興味を持ったら、ぜひ足を運んでみてください。それと似ているものと比べてください。そして自分の考えをもってください。インターネット以上の情報を経験をもって得られるでしょう。 美術やデザインに興味があるあなたにとって、『絵の上手さ』は練習を重ねて行くことで、だんだんと身につくでしょう。そういった意味で環境はとても重要だと思います。でもあなたらしさというのは、キャンバスの前にいるだけでは培われません。思いどおりに行かないこともあります。他人のせいにするのではなく、自分の経験や知恵を身につけてください。あなたにしか表現できないこと…いつかきっとできるはずです。


9期生 河野 孝枝

「制作は自由にできるけど、できたモノヘの評価は厳しい。」私が通っていた頃の美・デ科の授業はこんな感じでした。正直に言うと、当時は先生がおっしゃっていることがさっぱりわかりませんでした(笑)デッサンが全く上達せず、かなリ長い間苦しんだ時期がありました。しかし、ある瞬問、突然、デッサンの「何か」がつかめたのです。そして、その時、先生が教えたかったコトが少しわかったような気がします。「描き方」ではなくて「考え方」なんだ…。私は現在、美大受験指導専門の画塾を経営しています。受験となると、志望校合格のためには、それなりのセオリーがあることも事実ですが、多少遠回リになったとしても「自分で考えて、理解して、描く。」ということを教えているつもりです。これが私の現在の仕事の基礎を作ってくれたように、生徒たちが大学へ行き、社会人になってからも大切なことだと信じているからです。

  • 浜松画塾塾長
  • JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会会員)

8期生 落合 江美

私は、常葉美術デザイン科で絵を学び、集英社の別冊マーガレットでデビューし、単行本を出版しました。その後、教師の資格を取得し、大学の講師や高校などの講師をしています。二科展に毎年出品し入選し、画家や、漫画家、イラストレーターなどの仕事をしています。美術・デザイン科に学んだことが、今の私にとって貴重な経験になっていると思います。
高校の授業は、絵を描くことが勉強でもあり、絵の好きな私にとってはとても楽しい授業でした。
自分の目標を持ち、中学や高校生活を送り、その後の自分の目標とし10年後の自分に少しでも近づけるように、大切に学校生活を送ってほしいと思います。
常葉大学附属菊川高校は、いつも生徒の立場となり、とても丁寧にご指導くださいます。後は自分のやる気次第です。中学、高校と自分の目標に向かってチャレンジしてください。

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